コラム|小平市で動物病院をお探しの方は草創舎動物病院まで

犬のトリミングとグルーミングってなにが違うの?どのくらいの頻度でするもの?

皆さんこんにちは。
小平市・国分寺市・東村山市・東大和市の動物病院、草創舎動物病院です。

 

犬と一緒に暮らす飼い主様にとって耳なじみのある「トリミング」と「グルーミング」。似たような意味で使われることも多いですが、その違いをご存知でしょうか?また、どのくらいの頻度で行うものなのでしょうか。

  

今回は、トリミングとグルーミングの違いや頻度について、わかりやすくご紹介します。
初めてワンちゃんを飼う方や、もっとワンちゃんと仲良くなりたい方は参考になさってください。

  

 

トリミングは犬の被毛をカットして見た目をきれいにすること

英語で「刈ること」を意味する「トリミング」は、ワンちゃんの被毛をカットして整えることを指します。犬の毛は放置しておくとどんどん伸びてしまうので、定期的なカットが必要です。さらにトリミングには、皮膚の炎症を予防する役割もあります。

 

トリミングをおすすめする犬種はこちらです。

  • ポメラニアン
  • マルチーズ
  • シーズー
  • プードル
  • ビションフリーゼ
  • ヨークシャーテリア、など

  

毛が長いワンちゃんは被毛の長さで印象も変わります。
希望のシルエットをトリマーさんに伝えて、ワンちゃんの見た目を整えてあげましょう。
トリミングは、主に「トリミングサロン」で行います。

  

  

グルーミングは爪切りや日ごろの健康管理のこと

英語で「身づくろい」「(馬の)手入れ」などの意味がある「グルーミング」は、「全般的な犬の手入れ」を指し、特に問題がない場合はご家庭でワンチャンのお手入れを行いましょう。

 

ブラッシングやシャンプー、爪切りなど全身にわたるお手入れをすることがグルーミングです。
グルーミングの中にトリミングが含まれることもありますが、トリミングが被毛に焦点を当てたお手入れに対して、グルーミングには「健康管理」「信頼関係の構築」「美しく整えること」の3つの大きな目的があります。

 

健康管理

グルーミングをする時は、ワンちゃんの全身をチェックすることで皮膚の病気や腫瘍を発見したり、ノミ・ダニの寄生がないかを確認することができます。これが、健康管理に当たります。

毎日チェックすることで、些細な変化にも気づきやすくなりますので、ブラッシングの際は皮膚の状態も見てあげましょう。

 

信頼関係の構築

グルーミングを通してスキンシップの時間が増えることで、人と犬との信頼関係の構築につながります。小さな頃からグルーミングを続けると社会性が養われ、飼い主様だけでなく、ほかの人と触れ合う際にも安心感が生まれると考えられています。

 

シャンプーやブラッシング

犬の外見を美しく整えてあげることは、動物たちにとって健康面と精神面の両方によい影響を与えます。汚れた被毛やほこりなどをシャンプーでしっかりと洗い、清潔にしてあげてください。

ワンチャンの毛が長い場合は、毛玉にならないように毎日ブラッシングしてあげましょう。

  

 

トリミングやグルーミングの頻度

動物病院やトリミングサロンで行うトリミングは、ワンちゃんの毛の長さによって頻度が変わります。
ポメラニアンやマルチーズなど、毛が長い犬種の場合は、1ヶ月~1.5か月程度が理想です。

グルーミングは毎日行えるものから、月に数回のものまでさまざまです。
例えば、爪切りやシャンプーは月に1~2回程度ですが、ブラッシングなら毎日行えます。

  

ワンちゃんの様子を見ながら、適切な回数を見極めましょう。
初めてワンチャンを飼う方で適切な頻度がわからない場合は、受診の際に当院へご相談ください。

  

  

まとめ

グルーミングはご自宅でもできますが、シャンプーを嫌ったりする犬もいます。そのときはプロにまかせるのがよいでしょう。

 

当院では、通院されている患者さんを対象に、高齢や病気などの理由から他のトリミングサロンで断られた場合にのみシャンプーやカットに対応いたします。

 

  

また、通常の診療時には、爪切りや肛門腺絞り、足周辺のバリカンなどのグルーミングも行っています。動物の健康について不安なことがあれば、近隣の国分寺・東村山・東大和エリアの方も、小平市にある草創舎動物病院へお気軽にご相談ください。